プロ野球 運ランキング(ピタゴラス勝率)

得点と失点から「実力どおりなら何勝か」を計算し、実際の勝ち数との差で、どの球団が運で勝っているかを並べます

成績:2026年9月29日終了時点最終更新:2026年9月30日 4:58

「運」は、実際の勝ち数から、得点と失点で見込まれる勝ち数(ピタゴラス勝率 × 勝敗の数)を引いたものです。プラスなら得失点の割に勝てている(接戦に強い・運が良い)、マイナスなら得失点の割に負けている球団です。

2026年:シーズン途中(2026年9月29日時点)

2026年 12球団の実力と勝率

.350.350.400.400.450.450.500.500.550.550.600.600.650.650.700.700↖ 運が良い運が悪い ↘ピタゴラス勝率(得失点から見た実力)→実際の勝率 →ソフトバンク:勝率 .654 / ピタゴラス勝率 .695 / 運 −5.5勝阪神:勝率 .563 / ピタゴラス勝率 .578 / 運 −2.0勝西武:勝率 .562 / ピタゴラス勝率 .529 / 運 +4.6勝日本ハム:勝率 .554 / ピタゴラス勝率 .549 / 運 +0.7勝巨人:勝率 .551 / ピタゴラス勝率 .549 / 運 +0.2勝DeNA:勝率 .500 / ピタゴラス勝率 .535 / 運 −4.9勝オリックス:勝率 .464 / ピタゴラス勝率 .403 / 運 +8.6勝ロッテ:勝率 .459 / ピタゴラス勝率 .429 / 運 +3.9勝ヤクルト:勝率 .434 / ピタゴラス勝率 .393 / 運 +5.6勝広島:勝率 .433 / ピタゴラス勝率 .405 / 運 +3.7勝中日:勝率 .424 / ピタゴラス勝率 .487 / 運 −8.6勝楽天:勝率 .401 / ピタゴラス勝率 .422 / 運 −2.8勝ソフトバンク阪神西武日本ハム巨人DeNAオリックスロッテヤクルト広島中日楽天
● セ・リーグ ● パ・リーグ 点線より上の球団は、得失点から見込まれるより多く勝っています。

2026年 セ・リーグ

最も運が良いのはヤクルト(+5.6勝)、最も運が悪いのは中日(−8.6勝)

運が悪い0運が良い
ヤクルト+5.6
広島+3.7
巨人+0.2
阪神−2.0
DeNA−4.9
中日−8.6
棒の長さ:実際の勝ち数 − 得失点から見込まれる勝ち数(目盛りは±12勝)
順位球団試合勝敗分勝率得点失点得失点差ピタゴラス
勝率
見込み
勝数
運
(勝)
1阪神13676591.563502423+79.57878.0−2.0
2巨人14076622.551481432+49.54975.8+0.2
3DeNA14169693.500550509+41.53573.9−4.9
4ヤクルト13859772.434435552−117.39353.4+5.6
5広島13858764.433411507−96.40554.3+3.7
6中日14159802.424474488−14.48767.6−8.6

2026年 パ・リーグ

最も運が良いのはオリックス(+8.6勝)、最も運が悪いのはソフトバンク(−5.5勝)

運が悪い0運が良い
オリックス+8.6
西武+4.6
ロッテ+3.9
日本ハム+0.7
楽天−2.8
ソフトバンク−5.5
棒の長さ:実際の勝ち数 − 得失点から見込まれる勝ち数(目盛りは±12勝)
順位球団試合勝敗分勝率得点失点得失点差ピタゴラス
勝率
見込み
勝数
運
(勝)
1ソフトバンク13989473.654693442+251.69594.5−5.5
2西武14177604.562493463+30.52972.4+4.6
3日本ハム14277623.554588528+60.54976.3+0.7
4オリックス14265752.464483599−116.40356.4+8.6
5ロッテ13661723.459482563−81.42957.1+3.9
6楽天13855821.401457543−86.42257.8−2.8

歴代の「運が良かった」球団(2005〜2025年)

得失点から見込まれる勝ち数より、実際に多く勝ったシーズンです。最も運が良かったのは2015年の阪神(70勝71敗2分、運 +10.2勝)でした。

順位年球団成績勝率得失点差見込み
勝数
運
(勝)
12015阪神70勝71敗2分.496−8559.8+10.2
22020中日60勝55敗5分.522−6050.6+9.4
32007阪神74勝66敗4分.529−4364.9+9.1
42012中日75勝53敗16分.586+1866.5+8.5
52011ヤクルト70勝59敗15分.543−2062.1+7.9
62024楽天67勝72敗4分.482−8759.2+7.8
72024中日60勝75敗8分.444−10552.4+7.6
82022DeNA73勝68敗2分.518−3765.9+7.1
92025楽天67勝74敗2分.475−8059.9+7.1
102022中日66勝75敗2分.468−8159.1+6.9

歴代の「運が悪かった」球団(2005〜2025年)

得失点の割に勝てなかったシーズンです。最も運が悪かったのは2022年の阪神(68勝71敗4分、運 −9.9勝)でした。

順位年球団成績勝率得失点差見込み
勝数
運
(勝)
12022阪神68勝71敗4分.489+6177.9−9.9
22023ヤクルト57勝83敗3分.407−3366.2−9.2
32007ヤクルト60勝84敗0分.417−2769.1−9.1
42021ソフトバンク60勝62敗21分.492+7168.5−8.5
52013ソフトバンク73勝69敗2分.514+9881.4−8.4
62005ロッテ84勝49敗3分.632+26191.7−7.7
72008楽天65勝76敗3分.461+2072.6−7.6
82008横浜48勝94敗2分.338−15455.3−7.3
92018巨人67勝71敗5分.486+5074.3−7.3
102023日本ハム60勝82敗1分.423−3266.7−6.7

ピタゴラス勝率の計算機

ピタゴラス勝率とは

ピタゴラス勝率は、チームの得点と失点から「その得失点なら、どれくらいの勝率になるのが普通か」を見積もる式です。セイバーメトリクスの祖ビル・ジェームズが考案し、式の形が三平方の定理(ピタゴラスの定理)に似ていることからこう呼ばれます。

ピタゴラス勝率 = 得点1.83 ÷(得点1.83 + 失点1.83)
見込み勝数 = ピタゴラス勝率 ×(勝+敗)
運 = 実際の勝ち数 − 見込み勝数

元の式は指数が2ですが、このページでは1.83を使っています。2005〜2025年のプロ野球で試すと、指数2より1.83の方が実際の勝ち数に近くなるためです。引き分けは勝率の計算に入れないので、見込み勝数も「勝+敗」の数に掛けています。

「運」の数字の読み方

  • ±4.0勝くらいまでは普通の範囲です。2005〜2025年の全球団で、実際の勝ち数と見込み勝数のずれは平均で約4.0勝あります。
  • 大きくプラスの球団は、1点差の試合に強い、リリーフが勝ちゲームをしっかり締めている、大差で負ける試合が多い(失点がかさんでも負けは1つ)、といった理由が考えられます。
  • 大きくマイナスの球団はその逆で、大勝が多いのに接戦を落としている球団です。

運は続かない:翌年は得失点どおりに戻りやすい

運で勝った分は、翌年には持ち越されにくいことがデータから分かります。

  • ある年の「運」と翌年の「運」の相関は0.11で、ほぼ無関係です。
  • 翌年の勝率を当てるには、その年の実際の勝率(相関0.43)より、ピタゴラス勝率(相関0.48)の方が向いています。
  • 運で4勝以上多く勝った44球団のうち、32球団(73%)は翌年に勝率を落としました。

順位の割に得失点差が小さい球団は、来季に向けて戦力を過信しない方がよい、ということになります。

よくある質問

いつ更新されますか?

毎日0時ごろと7時ごろ(日本時間)に、NPB公式の個人成績を取得して計算し直しています。

順位表の得点・失点と数字が違うことはありますか?

得点は打者の得点、失点は投手の失点をそれぞれ球団ごとに足して出しています。勝敗も投手の勝利・敗戦の合計で、順位表と一致します。

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