論理式・真理値表・状態遷移表のいずれかを入力すると、 MIL記号の回路図を自動で描くツールです。 クワイン・マクラスキー法による簡単化、 D・JK・T フリップフロップを使った順序回路の設計にも対応しています。 描いた回路図は SVG と PNG で保存できます。
· * & AND が論理積、
+ | OR が論理和、
! ~ NOT が否定、
^ xor が排他的論理和です。
Y = は省略できます。
出力欄は 0 / 1 のほか、
x(ドントケア=どちらでもよい)が使えます。
次状態と出力を埋めてください。出力は 0 / 1 / x が使えます。
| 意味 | 使える記号 | 例 |
|---|---|---|
| 論理積(AND) | · * & && ∧ AND 、または並べるだけ | A·B、AB |
| 論理和(OR) | + | || ∨ OR | A + B |
| 否定(NOT) | ! ~ ¬ NOT、後置の ' | !A、A' |
| 排他的論理和(XOR) | ^ ⊕ XOR | A ^ B |
| NAND / NOR / XNOR | NAND NOR XNOR | A NAND B |
| 定数 | 0 1 | A·1 |
優先順位は NOT > AND > XOR > OR です。 括弧を使えば順序を明示できます。
AB のように大文字が続いている場合は、積の記号を省略したものとみなして
A·B と解釈します。
いっぽう Cin Q0 clk のように
小文字・数字・アンダースコアを含むものは、まとめて1つの変数名として扱います。
大文字だけの名前を1つの変数として使いたいときは、A_B のように
アンダースコアを入れてください。
| ゲート | 形 | 働き |
|---|---|---|
| AND | 右側が半円のD形 | すべての入力が1のときだけ1 |
| OR | 先がとがった盾形 | どれか1つでも1なら1 |
| NOT | 三角形+先端の丸 | 0と1を反転する |
| XOR | OR形+後ろにもう1本の弧 | 入力が異なるときだけ1 |
| NAND / NOR / XNOR | それぞれの形+出力の丸 | 出力を反転したもの |
出力側についている小さな丸は「否定」を表します。 NAND は AND の出力に丸がついたもの、NOR は OR の出力に丸がついたものです。
「簡単化」ではクワイン・マクラスキー法を使って、 主加法標準形(積和形)の最小の形を求めています。 カルノー図で手作業でまとめるのと同じ結果になりますが、 変数が5個あってもそのまま計算できます。
ドントケア(x)を指定すると、1として扱ったほうが式が短くなる場合に自動で利用します。
「この入力の組み合わせは起こり得ない」という条件があるときに使うと、回路が小さくなります。
状態遷移表から順序回路を作るとき、このツールは次の順に処理しています。
| 今の値 Q | 次の値 Q⁺ | D | J | K | T |
|---|---|---|---|---|---|
| 0 | 0 | 0 | 0 | × | 0 |
| 0 | 1 | 1 | 1 | × | 1 |
| 1 | 0 | 0 | × | 1 | 1 |
| 1 | 1 | 1 | × | 0 | 0 |
× はドントケアです。JK-FF は × が多いぶん、簡単化したときに式が短くなりやすく、 使うゲートの数が減ることがよくあります。 D-FF は次状態をそのまま与えるだけなので、導出が最も単純です。
| ムーア型 | ミーリ型 | |
|---|---|---|
| 出力の決まり方 | 今の状態だけで決まる | 今の状態と入力で決まる |
| 入力が変わったとき | 次のクロックまで出力は変わらない | すぐ出力が変わる |
| 必要な状態数 | 多くなりやすい | 少なくて済むことが多い |
Q. 描いた回路図は保存できますか?
A. SVG と PNG で保存できます。SVG は拡大しても粗くならないため、レポートや資料に貼るときはこちらが向いています。
Q. 入力した式や表は送信されますか?
A. されません。すべてブラウザ上で処理しています。
Q. NANDだけで作る回路(NAND変換)は出せますか?
A. 現在は入力した式の形、または積和形での出力に対応しています。
Q. カルノー図も見たいです。
A. 簡単化の結果として、まとめられた項(主項)を式の形で表示しています。